So-net無料ブログ作成
検索選択

私のゴールデンウイーク [エッセイ]

 働いてもいないのにゴールデンウイークと言っていいのかと少し気になります。

 とにかく毎年子供たちに会いに上京します。

 迷惑なんだろうなあとか、いいえ楽しみに待っているはず。本当は私が東京

行きたいのでは。などなど考えつつ張り切ってやってきます。

 いつもは私が来てからさあ温泉はどこにすると、あれこれ気がもめるのに今回は

すでに予約がしてあって早速箱根湯本温泉へ行ってきました。

 ロマンスカーの車窓に初夏の陽の光に輝く真っ白の富士山を見た時は、しばらく

息をするのを忘れていました。

 どこから、いつ見ても富士山は世界一の大好きな山です。

 今は若葉も美しくて光り輝いています。その上この晴天空はどこまでも青い青い。

 箱根湯本駅を出て、宿に向かって人の波の中を少し興奮気味に歩きます。

でも街の喧騒から抜け出て川に沿って進むと、美しい川の流れと向う岸の森の緑色の

木々の重なりが、風に揺れて波のように揺らいでいます。

 濃いの薄いの、明るいの暗いの。ええっ緑色ってこんなに種類があったっけと

感動さえおぼえます。

 川は水の棚田のように石で囲われてゆるゆると流れていきます。石の上を小さな

水鳥がついついと飛んで餌を啄んでいるのでしょうか。見ていると足が止まりそうです。

 チェックインしてから相談がまとまり、登山電車で遊んできましょうと。

 郷愁を掻き立てられそうな可愛らしい赤い電車、何度か乗ったことはあったのに

久し振りのせいか新鮮な気持でした。

 スイッチバックを繰り返しながら登っていきます。ああずっと昔、紫陽花の季節に

夫と来たのを思い出しました。

 窓から見下ろすと遥か下に谷川の流れが見えて少し足がすくみそう。

 途中下車して美味しいコーヒーで一休み。楽しいミニ旅は心の中をとてもきれいに

楽しくしてくれました。

 時間いっぱい遊んで、遊び疲れた体に楽しい夕食、つい箸が進んでしまいます。

お目当ての温泉は午前二時まで源泉かけ流し、部屋のお風呂も温泉という嬉しさ。
 
 せせらぎの聞こえる部屋で子供たちと久しぶりの語らい。まあ喋っているのは

私だけのようですが。

 夜が更けても興奮気味の私はなかなか寝付かれません。

 幸せなのですよね私。心の中でそっと夫に語りかけます。


 二日目の箱根も快晴、若葉は緑色に輝き、空はあくまでも青い、楽しい旅は

 必ず嬉しい思い出を連れてきてくれるのです。


 私の東京でのゴールデンウイークも半分終わりました。さて後半は 乞うご期待。


nice!(2)  コメント(2)