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青空に太陽三つ [エッセイ]

 見上げると雲一つない真っ青の空です。

澄んだその色はもう秋色そのもの。でもそこにはギラギラ太陽が三つもあるかと

思うほどの強烈な陽の光。

 神様もうお許し下さい。人間も植物もこの暑さに頑張る力も限界です。

 暑さ知らずの二週間。夢のような東京から帰ってもう四日になります。

当地の暑さは毎日の天気予報で確認していたけれど、こんなに続くとは。

 涼しさに慣れた体にはこたえます。

 それでも帰ってからの諸々のやるべきことをいつも通りこなしました。

ただ体力の消耗はいつもと全然ちがいます。

 エアコンのきいてない部屋の廊下は足が熱いのですよ。想像出来ますか。


 今はやっと落ち着いて終日涼しい部屋でいつものノラの私に戻っています。

 高校野球も終わって、夜には虫の声もちらほら。

 もう秋もそこまで来ているでしょうと期待しつつ、ひと頑張りしましょうか。

 


 

 
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ああ涼しくて嬉しい

 私今東京にいます。

台風の間を縫ってやってきました。

 「東京は涼しいよ。そんなに暑いのなら、思い切って出ておいで。」娘の言葉に

ついその気になって急遽出てきました。

 実は他にも是非上京したい大きな理由があったのも事実です。

 それなのに東京の九日の37度の暑さには参りました。

 25日連続で30度から35度が続き最後に37、2度の観測始まって以来の最高を

記録したわが街で、暑さには慣れているはずの私でしたのに、東京も暑い!!

 ところがその後の涼しさはどうでしょう。今日などマンションの十二階ではエアコンも

いらないのです。北から東から秋のような優しい風が入ってきます。

 やっぱり上京してよかった。予報によると明日からもそう暑くないようです。

 三連休とか夏休みとかがあって、どうやら私は一人ぼっちではないみたいだし。

後十日くらいは居候しようかなあ.....。なんて。

 これなら親友とどこかへ出かけられるかもと昨日も二人で話したことです。

 何だか嬉しくて久しぶりにブログ書くきになりました。

 わが街はやっぱり34度あると天気予報を聞いて、ついニンマリしてしまいました。














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猛暑の中の小さな楽しみ [エッセイ]

 猛暑 三十度以上の日が今日で二十五日、さすがの私ももうがっくり。

終日エアコンの冷気に助けられてごそごそと最低限の動きしかしません。

新聞と読みかけの本たちをちらちら。パソコンの前にもちょこっと。

 そして一人分の食事作り。買い物もかなりのまとめ買いで滅多に外に出ません。

 幸い今通っている病院もなく、薬も降圧剤を朝一粒のむだけです。

 庭の草もかなり伸びているし、玄関周りのランタナも暑苦しげに茂っています。

やろうと思えば仕事はあるけれど、熱中症になるよりはましと目をつぶっています。

 そしてただ一つ一日の終わりに私の楽しみが待っています。

 夕方六時半過ぎからのウォーキング。と言えば聞こえはいいですが、大したこと

ではなくて散歩程度約三十分ほど歩きます。

 その途中で見える夕日の美しいこと。汗だくなのに、これを見るために歩いている

ようなものです。

 М大学のグランドが本学から四キロほどの我が家の近くにあります。

野球、陸上、アーチェリーのグランド、管理棟などがあり夕方から大学生が大勢自転車や

バイクでやってきて、夜間も煌々とした照明の中で猛練習しています。

 この周囲にある樹齢五十年にもなる楠の並木が見事で、その向こうに真っ赤に燃える

夕日が沈んでいくのです。そこには海があるのですが残念ながら、そこまでは見えません。

 少しの時間差で、太陽の形や色も違います。

 赤でも凄味のある血の色のように見えたり、ただただ神々しい金色だったり、暮れ

落ちる寸前には濃い灰色の雲のなかに、真紅のまん丸いあどけないような太陽が

ゆっくりと沈んでいきます。

 眺めているとなんだか切ない気持になるけれど、でもいっぱい元気を貰った気がして

歩きはじめます。

 汗を拭きふき小さい声で「月の砂漠」なんか歌ってしまいます。

 健康的なことは一切しない私の唯一の「からだとこころ」に良いこと。

 帰ったら真っすぐに浴室へ。極楽です。ビールが飲めないのが残念だけど麦茶でも

本当に美味しい。

 こんな時「寿命が延びた」というのかもしれません。

 さあ 今日も三十五度だったけれど、元気に愛しい夕日に逢いに出発です。



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